
「アウトリーチ(文化・芸術普及活動)」とは、
本来、「手を差し伸べる」という意味で、
芸術の観点では、日頃芸術や文化に触れる機会が少ない方に対し、
こちらから出向いて芸術の素晴しさ、感動を伝えていく活動を意味します。
プティバレエスタジオでは、2005年12月より「アウトリーチ」の実践に取り組んでいます。
バレエを通したアウトリーチには、
劇場に足を運べない方や、バレエに触れる機会が少ない方に、
バレエとはどのようなものか伝える事ができる。
舞台と客席、出演者と観客が近いことで、
感動を身近に感じ共有することができる。
という、表現者側と受け入れ側の双方に素晴しい効果があると考え、
準備を進めてまいりました。

具体的には、病院や施設を訪問し、60分以内のプログラムの中で、
バーレッスンでの基礎実技や、短い曲を踊り、
バレエとはどのようなものかを伝えたあと、
観客の方々と触れ合うというものです。
アウトリーチには、上記の大きな目的がありますが、
出演者側にとっても、アーティストとしての魅力が
観客にダイレクトに問われる貴重な舞台でもあり、
跳ね返る反応は表現者にとってのかけがえのない自信となり、
能動的な行動力を育むことに繋がります。
― アウトリーチ出演・参加希望者の募集 ―
アウトリーチ出演、参加希望者は随時募集しています。
ただし、訪問先により、年齢等指定が有ることもありますので、
希望された方の中より、経験と年齢を考慮して、こちらで決めさせていただきます。
お手伝いしてくださる保護者様方は随時募集しています。
訪問先が病院、施設になるため、お手伝いは大人の方のみとなります。
お手伝いの内容は、
会場でのバーのセッティング、
観客(施設の方)への声掛け、
写真、ビデオ撮影、片付け等 です。
一人でも多くの保護者様にアウトリーチの意図をご理解頂き、
賛同頂けたらと願っています。
アウトリーチの日程につきましては、
決まり次第、随時本部スタジオ1階に掲示していますので、
お力をお貸ししていただける方は、ぜひ声を掛けてください。
ご協力よろしくお願い申し上げます。